ブックレビュー

【要約】大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート|大人のコミュニケーション術: 言葉が変える印象とテクニック

テーマ
大人のコミュニケーション術
監修
営業ビジネスマン

唐突ですが、頭の中に、知り合いの顔を10人、思い浮かべてみてください。同僚・友達・上司・家族・・・。10人くらいなら、ぱっと思いつきますよね。では、その中から、最も魅力的な人を3人、選んでみてください。そして、その人たちの共通点を考えてみてください。

 

いくつもあるかと思いますが、その中の一つに、「言葉遣い」が含まれるのではないでしょうか。いえ、きっと含まれていると思います。いえ、絶対含まれていると思います!!

 

この記事を読んでいるくらいですから、読者の皆様も「もう少しきれいな言い回ししたいなぁ。」という気持ちが、大なり小なりあるはずです。

 

今回は、「大人なら知っておきたいモノの言い方」についての本をまとめてみました。ビジネスで、人間関係で、言葉の悩みが解消される一冊です。状況に応じた丁寧な言い回しを覚えて、一歩大人に近づいちゃいましょう!!

 

【著書情報】

タイトル 大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート
著者名 櫻井 弘
出版社 永岡書店
ページ数 191ページ
発売日 2015/4/20

 

【章立て】

序章 モノの言い方で印象がこんなに変わる!
第1章 お願いするときのモノの言い方
第2章 感謝するときのモノの言い方
第3章 叱るときのモノの言い方
第4章 断るときのモノの言い方
第5章 意思を伝えるときのモノの言い方

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モノの言い方で、印象が変わる!

「大人のモノの言い方」と言われても、正直ピンときませんよね。つまり、どういうこと?と思う人も多いかと思います。

その極意は2つあります。

1つ目は「さりげない気配り」。2つ目は「相手に恥をかかせない」です。

例えば、あなたが仕事をしていたとします。後輩や部下の方が突然、「昨日の書類、確認してもらえました?」と聞いてきたら、どうでしょう。

私なら、ちょっとイラっとします。「いや、今忙しいんだけど。」というように。

しかし、もし彼が「○○さん、今話しかけても大丈夫ですか?」と一言付けていたらどうでしょう。かなり印象が変わりますよね。これは「マジックフレーズ」と呼ばれ、相手の印象がグッとよくなる「大人のモノの言い方」の代表です。

 

特にビジネスの場では、とにかく理論重視の議論がなされることが多いですよね。でも、それだけではうまくいかないことを感じている人も多いはずです。話すことは、「頭脳の交換」。正論を言われることで腹が立ったり、正論で相手を怒らせてしまったり。そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。私は何度もあります。

 

そんな時に必要なのが、「さりげない気配り」です。相手の立場や気持ちを考えての気配りをすれば、相手は必ず聞く姿勢になってくれます。

 

もちろん、「相手に恥をかかせない」も重要なのは、言うまでもありません。相手の知識不足でも、「そんなこと常識ですよ」なんて、行ってしまえば、信頼関係はたちまち崩れてしまいます。まずは、誰しもが持っている「わかってほしい」という気持ちに寄り添って話をするよう、心がけましょう。

 

 

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大人の言い方5本柱

さて、本書ではこの言葉をどのように言い換えるか、場面に応じた言い方が書かれています。私たちが生きていて、どの場面で大人の言い方が必要になるかなんて、正直わかりませんよね。そこで、大人の言い方の大原則として、5つの柱を紹介します。

 

マジックフレーズを使う

先ほど紹介した、「○○さん、今話しかけても大丈夫ですか?」の一言です。冒頭に入れるだけでOK。相手がよほど親しい人でない限り、唐突に話しかけてしまっては大人とは言えません。「大変お手数ですが」「少しお時間よろしいですか?」など、一言入れるだけで、相手に気遣いが伝わります。

 

相手の話をしっかり受け止める

話すことばかりに気を取られてしまって、聞くことがおろそかになってしまっては、うまく会話はできません。聞き上手になる第一歩は、違いを受け入れること。「いやいやいや・・・」と思っても、相手を肯定して意見を引き出しましょう。聞く姿勢を示すことで、情報が引き出せれば、その後の言い方や対応にも余裕が生まれるはずです。

 

相手に考える余地を残してあげる

要望を伝える際は、相手の立場に立ってみること。状況に応じて選択肢や時間を与えることで、考える余地を残してあげます。状況によっては、思いやりが一番の武器になるのかもしれません。

 

否定的な表現を使わない

どんな時も、まずはポジティブに。言葉の影響は、思っているよりも大きいものなのです。もし否定する場合も、「それは間違っています。」というのはNG。「確かにそうですね、でも、こんな場合はどうするのですか?」と、相手の話の後に自分の言い分を伝えるのが大人の対応。これ、結構忘れがちですよね。

 

丁寧な表現を心がける

コミュニケーションは、「認識」「理解」「尊重」の3つから成り立つもの。言葉遣い、特に敬語は「尊重」に分類されます。相手を尊重して、「伝える」よりも「伝わる」言葉遣いを。「もちろん、知っていますよね?」なんて思わず、相手の理解度に応じてわかりやすく、敬意を持った話し方をしたいものです。

 

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大人の言い方9つのテクニック

本書では、先ほど紹介した大原則5つの他に、細かなテクニックも9つ紹介されています。「絶対にしなくてはならないこと」ではありませんが、「絶対にやった方がいいこと」です。ぜひ、心がけてみましょう!

 

相手に気に入られる言い方にする

同じ言葉でも、人によって受け取り方は様々。どうせなら、相手に気分よくなってもらった方が、おトクですよね。相手を立てて(悪く言うとヨイショシして)、気持ちよく会話してもらうことを心がけてみましょう。きっと、ラッキーが転がり込んできますよ。

【例】

「そうなんですね」→「それはすごいですね」

「知らないですね」→「初めて知りました」

 

相手が動きたくなる言い方にする

当たり前ですが、人は一人では生きていけません。どうしても相手に何かをお願いしなくてはならない場面があります。ただ、お願いって気が引けますよね。そんな時は、相手に「自ら動いてもらう」ような言い方を考えましょう。「命令」や「指示」ではなく、相手の「善意」「好意」を引き出すのも、テクニックなのです。

 

相手に気に入られる言い方にする

同じ言葉でも、人によって受け取り方は様々。どうせなら、相手に気分よくなってもらった方が、おトクですよね。相手を立てて(悪く言うとヨイショシして)、気持ちよく会話してもらうことを心がけてみましょう。きっと、ラッキーが転がり込んできますよ。

【例】

「~してもらえますか」→「○○さんなら、どうしますか?」

「~してください」→「~したら、○○さん喜びそうですよね」

 

相手に気づいてもらう

情熱のある人ほど、努力家の人ほど、一方的なものの見方をしてしまいがち。そんな時は、「新しい視点」のヒントを出してあげましょう。あくまでも、さりげなく。相手が「自分で気付いた」と思うように言える人は、大人ですね。

【例】

「お考えはわかりました」→「~とも考えられませんか?」

「それはできないですね」→「別の見方をすると、~とも言えますよね」

 

相手の拒否を突破する言い方にする

自分のお願いを「ノー」と言われたとき、ちょっとイラっとしませんか?いやいや、もうちょっと言い方あるだろ・・・・。私は、何度もあります。

でも、そこで引き下がってはまだまだ。「ノー」と言われた時こそ、大人の言い方で突破していきましょう!

【例】

「そこがだめですか・・・」→「こういうメリットがありますよ」

「次回、ぜひお願いします」→「本当にいいのですか?今だけですよ!」

 

相手の満足感を高める言い方にする

相手の「ノー」にも種類があります。「絶対無理、マジで」なのか「条件次第で考えてもいいけど、今のところ×かな」なのか後者なら、ここからが本番。「ノーの理由」を探り、調整して「イエス」を引き出しましょう。言い方ひとつで、「ノー」が「イエス」に変わるかも?コツは、相手の「満足感」です。

【例】

「○○で使えますよ」→「○○以外にも、××でも使えます」

「ありがとうございます」→「喜んでいただけてうれしかったです」

 

きちんと伝える

コミュニケーションのコツは、「伝える」ではなく「伝わる」こと。途中で、質問を受け付けてみましょう。特に、あなたが上司の場合。相手に理解してもらってこその、コミュニケーションなのですから。

【例】

「わかりましたか?」→「ご不明な点はありますか?」

「~が必要です」→「もしも~がなかったら、大変だよね」

 

相手に選ばせる

これは、もしかしたら有名かもしれません。あくまでも相手に選ばせることで、満足感を与える方法です。本当はこちらがおぜん立てしていても、それに気づかせないのが本当の大人。相手の事情や考えをくみ取ることも、大切です。

【例】

「何とかお願いします」→「○○さんに、お願いしたいのです」

「他をあたってみます」→「○○さんしかいないのす!」

 

共感を得る言い方にする

ある時、列に割り込んだ若い女性に、50代くらいの男性が言いました。「急いでいるんだねぇ」と。その女性は、「気づかなくて、すみません。」と並び直したそうです。相手の立場や気持ちに共感した言葉遣いができるのも、大人の言い方です。

【例】

「それはあなたのミスではないですよ」→「私でも、同じようにしたと思います」

「大変でしたね」→「ご心配でしたよね」

 

相手の負担を軽くする言い方にする

難しい仕事や手間のかかる仕事をお願いするとき、あなたはどうしていますか?「仕事なんだから、やってくれよ!」とは、まさか言ってないですよね?あくまでも自分は「お願い」する立場。相手にとって、実現可能な言い方を心がけましょう。

【例】

「これ、お願いします」→「一部でいいので、お願いできますか?」

「これ、やってもらえますか?」→「どれくらいなら、可能ですか?」

 

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練習問題

ここまで、「大人の言い方5本柱」「大人の言い方9つのテクニック」を紹介してきました。ここで一度、練習してみましょう。

次ページに、解答が載っています。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

問題1.お願いするとき

①「難しいとは思うのですが・・・」

②「暇なときでいいから手伝ってほしいんだよね」

問題2.感謝するとき

③「なんでも知ってますね」

④「わかりました」

 

問題3.叱るとき

⑤「独りよがりだな」

⑥「まだ直っていないよね?」

 

問題4.断るとき

⑦「今忙しいから無理」

⑧「二度とやりません」

 

問題5.意思を伝えるとき

⑨「何でも言ってください」

⑩「違うんじゃない」

Biz人 編集部

「明日の仕事の役に立つ情報を、一人でも多くの人に提供したい」そんな思いで運営しています。ご自身のご知見・ご経験を世の中の役に立たせたいとお考えの仲間を募集しております。

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