ブックレビュー

【要約】不安や悩みがある人必見!気持ちをラクにする方法『頭が冴える禅的思考』

テーマ
頭が冴える禅的思考
監修
カウンセラー

皆さんは、毎日どんな生活を送っていますか?朝起きて、朝食も食べずに急いで家を出て、満員電車に揺られ会社に行く。

やっとお昼になって気づいたら日が落ちている、家に帰ったらシャワーを浴びて寝る。起きて移動して帰ってきて寝る。

そんな繰り返しの毎日を送っていませんか?

ちょっと立ち止まって、静かに自分を見つめ直す。そんな時間を作ってみることで新しい考え方が見つかり、落ち着いて生活できるようになります。

立ち止まる(ムダな)時間も重要だということを教えてくれる1冊です。

どんな人におすすめできる本か?

・生活や仕事で悩みがある人
・自己肯定感が低いと感じる人
・人生をもっと充実させたい人

【おすすめの方】
・生活や仕事で悩みがある人
・自己肯定感が低いと感じる人
・人生をもっと充実させたい人

 

【著書情報】

タイトル 頭が冴える禅的思考
著者名 枡野 俊明
出版社 SBクリエイティブ
ページ数 224ページ
発売日 2012/4/19

 

【章立て】

第一章 自分を考える

第二章 仕事を考える

第三章 人間関係を考える

第四章 幸せを考える

第五章 生き方を考える

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

頭が冴える禅的思考 (SB文庫) [ 枡野俊明 ]
価格:712円(税込、送料無料) (2023/3/14時点)

集中できる時間はせいぜい1時間弱くらい

だいたい、人間はそんなに長い時間、1つのことに集中できるものではありません。何時間もデスクにくぎづけになって考え続けるこのなどできやしない。

集中できるのは、せいぜい1時間弱くらいのものです。後はたいてい考えているフリをしているだけです。

どうでしょうか?同じ仕事をずっと考え続けていませんか?

著者は言います。どんなに考えてもしっくりいかない場合は一度離れるようにしています。

1時間弱経ったら、1度休憩してその作業を辞めてみることです。

これは、坐禅の時間がヒントになっているようです。

 

坐禅には「一炷(いっちゅう)」という単位があります。これは1本の線香が燃え尽きるまでの40分くらいの時間を表しています。

そして1本の線香が燃え尽きると、「経行(きんひん)」という時間をもちます。坐禅を解いて、ゆっくと呼吸を整えながら静かに歩く時間のことです。

 

お寺で修行している禅僧の方々で40分の集中力ですから、我々一般人の集中力なんてたかが知れています。

仕事と修行は少し似ているとは思いませんか?どちらもやりたくてやっているわけではないと思うのです。

仕事や修行を本当にやりたいと思って取り組めるのであればとても素晴らしいと思いますが、大半の人は、好きでやっていないはずです。

好きでもないことに集中できるのはつまり40分が限界というわけです。

短いと感じましたか?

でもそんなものです。

一度騙されたと思って40分でタイマーをセットして区切りをつけ、10分から20分の休憩をする。

これだけでも集中力が変わってきます。

 

▼おすすめ書籍▼「怒りをコントロールする、アンガーマネジメント」を紹介したページはこちら↓

仕事のストレスをコントロールしよう

仕事はやらされていると感じれば、すぐにつらいものになります。

上司の命令だから、締め切りがあるからやっている。多くの人たちはそう思っているのではないでしょうか。

確かにそうかもしれません。しかし、どうせやらなくてはいけないならば、自分自身が主体となって取り組むことです。

考えてみてください。

たとえ上司から言われた仕事であっても、自分に与えられた瞬間に、それは自分自身の仕事になるのです。誰のものでもない、これは自分の仕事だ。そう考えることで、他人にできない工夫をしてやろうと始めて思える。

3時間でやれと言われたなら、2時間で終わらせる方法を考えてみる。

そういう気持ちで取り組むことで、仕事というものはどんどん面白くなってくるものです。

 

インプット型の仕事かアウトプット型の仕事か、ということです。

現在の仕事を振り返ってみると自分している仕事はインプット型でしょうか?アウトプット型でしょうか?

 

インプット型の仕事をするのは新人として入ってきてからの1年間くらいのものです。

2年目以降はアウトプット型の仕事をしましょう。

 

私は新卒で入った会社から数えると現職が3社目になるのですが、ようやく自分に合った仕事を見つけることができました。

アウトプット型の仕事ができる職場に巡り合えたのです。1社目もそれなりにアウトプット型の仕事ができたのですが、それだけを追及できない環境だったので残念ながら転職。

2社目は指示が厳しすぎて心が病んだので転職。で、現職に至るわけですが、ここで天職を探すポイントをお伝えします。

それは『やりたいことができる会社を探すのではなく、やりたくないことをやらなくて済む会社を探す』ということです。やりたくないことがなければ精神的ストレスなんてないですよ。

また、この選び方をすると『やりがい』がないだろうと思うかもしれませんが、それもまた違います。

やりがいというのは『アウトプット型の仕事』ができるかどうかなのです。なので、ストレスのない状態で1年間働いて『アウトプット型の仕事』ができるようになれば仕事は楽しくなりますが『アウトプット型の仕事』ができないのであれば転職すればいいと考えます。

なぜ評価されたいのですか?

どうして評価をされたいのですか?「出世したいから」。

どうして出世したいのですか?「給料が上がるから」。

どうしてそんなにお金が欲しいのですか?「たくさん欲しいものが買えるから」。

たくさん欲しいものが買えることがあなたの幸せなのですか?「たぶんそうだと思う」。

ならば、欲しいものを買うために評価されたいのですか?「・・・・・」

 

どうでしょうか?だからなに?となりますか?いわゆる禅問答のように見えます。

簡単に言うと『評価』なんか気にしなくていいということです。会社に所属している以上何かしらの評価を受けるはずです。ただ、評価を気にして毎日過ごしても心に負担になるだけなので会社の評価だけに縛られないようにしよう。

「すべての評価」=「仕事での評価」という図式にとらわれてはいけません。

自分の好きなことをしていると評価は気にならないですよね。

例えば、釣りが好きなら。

他人から『お前はセンスがないな』とか、『俺は今日これだけ釣ったぞ』とか言われて。

なにか思います?

『だからなに?』で終わりますよね。

仕事もそれと同じです。

考えすぎても仕方ないのです。

どうしても評価が気になるというのであれば、評価のない会社に転職でもすればいいと考えます。あなたにとってその会社がすべてではないはずです。

おわりに

私は禅の考え方が好きです。

宗教とは違って、何かのためにとか誰かが教えてくれるからとかではなく。自分自身を見つめ直す。

それが『禅』だと考えます。

『悟り』というものがあるのをご存じだと思います。

『悟り』とはどのように手に入れるものだと思いますか?

私はこのように考えます。なにか同じことを繰り返し行うことによって、それ自体が身体に溶け込んでいき。

その行為自体に意味を持たなくなる。そこまでいくと『悟り』なのだと思います。いわゆる諦めたその先が『悟り』なのではないか?と思うわけです。

勉強でも仕事でも子育てでも、同じことの繰り返しってありますよね?

それを続けていくとある時『悟り』が開けるのです。

 

私はあきらめの境地と表現していますが、あなたはどう考えますか?

Biz人 編集部

「明日の仕事の役に立つ情報を、一人でも多くの人に提供したい」そんな思いで運営しています。ご自身のご知見・ご経験を世の中の役に立たせたいとお考えの仲間を募集しております。

人気Articles

  1. ペルソナ分析のやり方・方法は?フレームワークやステップをわかりやすく解説

  2. 色んな種類がある「引当金」の意味とその役割について

  3. TOB・MBO・LBOとは?M&Aの代表的な手法3つをわかりやすく解説!

  4. PEST分析とは?目的・必要性や分析のやり方について具体例を交えてわかりやすく解説!

  5. 簿記で出題される社債の抽選償還とは?計算方法や仕訳方法をわかりやすく解説!

  6. ソフトウェアの減価償却計算方法は?利用目的ごとにわかりやすく解説!

  7. 【経理初心者必見!】勘定科目のホームポジションを覚えよう【借方?貸方?】

  8. 簿記試験で頻出!銀行勘定調整表の解き方を初心者にもわかりやすく解説!

  9. 消費税の仕訳方法は?会計処理で気を付けるポイントをわかりやすく解説!

  10. 産休・育休の人事対応はいつから?(出産手当金・育児休業給付金)