私たちは毎日、勉強や仕事・家事といった様々なことをして生活しています。
そんな中で、友人と喧嘩した、上司に理不尽なことを言われてイライラする、毎日同じ繰り返しで退屈だ。
そんなことを一度は感じたことがあると思います。
本書のタイトルは『こころの処方箋』著者の河合隼雄さんは、こころ理学者であり京都大学名誉教授、文化功労者です。
みなさんは、こころ理学者・こころ理カウンセラー・こころの専門家というとどんな想像をしますか?
人のこころがわかる、相手のことを知るプロフェッショナルだ。そんなイメージがあると思います。
しかし著者は言います。
「人のこころがいかにわからないかということを、確信をもって知っているところが、専門家の特徴である」
なるほど、専門家というのは前提が我々一般人とは異なるということです。なので、別に人のこころを読むとかそういうことはしないのです。そんな著者の好きな言葉がこちらです。
「ふたつよいことさてないものよ」
この言葉は、ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられる、ということです。
常にこの言葉をこころのどこかにおいて生活してみてはどうでしょうか?
本書はもともと新聞のコラム記事だったようです。話は短くまとめられているので読みやすいかと思います。
【著書情報】
| タイトル | こころの処方箋 |
| 著者名 | 河合 隼雄 |
| 出版社 | 新潮社 |
| ページ数 | 241ページ |
| 発売日 | 1998/5/28 |



