ブックレビュー

【要約】反応しない練習!2500年前から、語り継がれる『ブッダの教え』とは?

テーマ
反応しない練習
執筆者
近藤大次朗

『2500年前』も『現代』も、悩みの本質は同じ。悟りを開いたブッダの教えが、あなたの人生を救います。

悩みの原因は、心の反応にあります。物ごとや、行動に対して、『正しい』or『間違っている』このように、反射的に反応してしまう。

雑音に対して、反応や、判断をするからあなたは苦しむのです。あらゆる悩みが消えていく、超・合理的な思想を紹介します。著者である草薙龍瞬さんは、東大卒の僧侶です。

日本やインドで、『生き方』について探究し続けている方ですので、学びになる一冊です。

ぜひ、お楽しみにっ!

 

【著書情報】

タイトル 反応しない練習
著者名 草薙 龍瞬
出版社 KADOKAWA/中経出版
ページ数 224ページ
発売日 2015/7/31

 

【章立て】

第1章 反応する前に「まず、理解する」

第2章 良し悪しを「判断」しない

第3章 マイナスの感情で「損しない」

第4章 他人の目から「自由になる」

第5章 「正しく」競争する

最終章 考える「基準」を持つ

 

ブッダの教えとは?

仏教とは?

 

【仏教とは】

仏教とは2500年ほど前に、ブッダを開祖として説かれた教えのこと。

ブッダとは「悟った者・真理に目覚めた人(覚者)」という意味。

2500年前、ブッダは悟ったのです。人間の悩みには、規則性があり、パターン化されていると。

悩みが生まれるのは、心の反応が原因!

『無駄に反応しない!』

『無駄な判断をしない!』

『無駄な妄想をしない!』

というのがブッダの教えです。

例えば、上司から出されたノルマに対して、意気に感じて取り組むのか、プレッシャーに感じて落ち込むのか。同じ現象でも、心の反応によって、プラスにもマイナスにもなります。悩みというものは、自分の心が作り出したものだと理解してください。

『嫌なこと』でも、『嫌なこと』だと反応しなければ、悩みは生まれないのです。

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3種類の悩み(貪・瞋・痴)

貪・瞋・痴とは、仏教では三毒とよばれています。

この三毒が、人間の悩みに深い結びつきをもたらします。我々の抱える悩みは、この三毒にあてはまることが多いです。

一つずつ、紹介していきます。

貪(とん)

貪:貪欲(とんよく)ともいう
・むさぼり(必要以上に)求める心

 

『もっとこうしたい…!』

『もっとこうありたい…!』

『もっと、もっと…!』

これが、『貪』の正体です。自分もしくは、他者に対して求めすぎるという心理状態。

焦りや人間関係の不満は、『貪』に分類されます。相手に過剰な要求をする。たくさんのことを求めてしまう。

求めるが故に、物ごとが理想通りにいかないと不満になり、悩みにつながるのです。

瞋(じ)

瞋:瞋恚(しんに)ともいう
・怒りの心
・不満や不快のこと

瞋も、大きな悩みにつながります。

怒っている、不満を持っているという状態だからです。怒りの土台には、『求める心』があります。

求めるから、イライラする。

求めるから、不満になる。

ということです。

怒りは、年々蓄積されていくもの。年をとるごとに、性格として現れます。

怒りっぽさや、欲求不満、気難しさにつながります。大切なのは、理解すること。

『なぜ、怒っているのか?』

『何に対して、不満を抱いているのか?』

理解して、分析することが重要なのです。そうすることで、心が浄化されクリアなものになります。

痴(ち)

痴:愚癡(ぐち)ともいう
・真理に対する無知の心

痴とは、妄想や、思い込み、不安のことです。

人間が絶えずおこなっている行為が、妄想です。

『明日も、忙しそうだな…』

『アイツは、俺のことをバカにしているに違いない…』

『将来、お金が不安だな…』

など、全てが妄想です。

無意識に、いつの間にか妄想の罠に、はまってしまうのが特徴です。毎日、座禅を組んでいる僧侶でも陥ってしまうそうです。

余計なことは、考えない!無駄な反応は、悩みを生むだけです。

悩みを生まないための教え(慈・悲・喜・捨)

慈・悲・喜・捨の考え方を身につけることで、他人に自分の心をかき乱されることが減ります。

心の中に静けさをもたらすことができます。

この4つの感情を日常にとりいれることで、悩みづらいメンタルになります!

慈:他人の幸せを一緒に喜ぶ感情

慈の心を、成長させましょう。相手の幸せを願う気持ち。

慈しむ気持ちです。自分の利益ばかりに、フォーカスしているから、悩みがつきないのです。

相手の気持ちを、優先させ、喜びを与えていくのです。自分がしてもらって嬉しいことを、相手にしてください。

否定というエネルギーは、もう必要ありません。

これからは、肯定することに、時間と労力を費やしましょう!

悲:他人の不幸を一緒に悲しむ感情

相手の悲しみに共感してあげてください。会社で、ミスをしてしまった同僚がいたら、寄り添ってあげてください。

寄り添うということは、アドバイスをすることではありません。黙って話を聞くということです。

『辛いよね…!』

『悲しいよね…!』

と共感するだけでいいのです。

これが『悲』という考え方です。

喜:他人の善行を喜ぶ感情

人の喜び、人の成功に素直に共感してください。『相手の喜び=自分の喜び』です。

決して、ライバルの出世に対して、妬まないでください。

『俺の方が、頑張っているのに…!何で、アイツが…』

という思考は、悩みにつながります。悔しい気持ち、嫉妬する気持ちは、不要です。

自分事のように、喜んであげましょう!

捨:他人の悪行に対する無関心の感情

負の感情、すべてを捨ててください。

『欲』、『怒り』、『妄想』

これらの煩悩が消えれば、一切の悩みから解放されます。『令和版ブッダ』にあなたがなるのです。

捨てるのです。一切の反応を捨てるのです。

欲望の塊に終止符をっ!

まとめ

ブッダの教えを広めよう

2500年前から、語り継がれる『ブッダの教え』!

みなさんは、どのように感じたでしょうか?

普遍的で、合理的。現代でも、色あせることのない思想だったように思います。

今、我々にできることは何でしょうか?難しく考える必要はありません。

『慈・悲・喜・捨』の心を持って行動していくのです。

同僚に笑顔で、挨拶する!失敗した、部下に優しい声をかけてあげる!

床に落ちているゴミを拾う!

何でも良いので、小さな行いから始めてみましょう。

小さな、清い行いを積み重ねていくのです。清い行動が、あなたの心を育てます。心を育て、悩みの生まれづらい人格になっていきましょう。

世の中に、ブッダの教えを広めることが、我々の使命です!

Biz人 編集部

「明日の仕事の役に立つ情報を、一人でも多くの人に提供したい」そんな思いで運営しています。ご自身のご知見・ご経験を世の中の役に立たせたいとお考えの仲間を募集しております。

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