ブックレビュー

【要約】『会社がしんどい』をなくす本、見つかりました!『しんどい』原因と対処法を解説!

テーマ
会社がしんどいをなくす本
執筆者
近藤大次朗

会社が『しんどい人』、いませんか?

憂鬱で、つらくて、今すぐにでも、逃げだしたいと思っている人いませんか?

そのように感じている人は、心と体からSOSサインがでています。このまま放置していると、心身ともに異常をきたします。

体を壊して、働けなくなることもあるでしょう!ちょっとした上司からの注意が、恐喝に聞こえることもあるでしょう!

そうならないためにも、自身の状況を把握し、客観視していく必要があります。

そこで、オススメするのが、『会社がしんどいをなくす本』。

著者である奥田弘美さんは、メンタルケアのエキスパート。

精神科医の視点から、『会社がしんどい』理由と対策を解説してくれています。

ぜひ、お楽しみにっ!

 

【著書情報】

タイトル 会社がしんどいをなくす本
著者名 奥田 弘美
出版社 日経BP
ページ数 248ページ
発売日 2021/6/3

 

【章立て】

第I部 「会社がしんどい」のはなぜ?

第II部 危機は3回訪れる!

第III部 カラダとココロがラクになる!

データが教えてくれる『しんどい人』の割合

人間関係の悪化

【年代別、ストレスを感じている人の割合】

  • 20代:57.6%
  • 30代:64.4%
  • 40代:59.4%
  • 50代:57.0%

責任が増えてくる、30代が一番ストレスを感じているという結果に!

具体的なストレス! 【ランキング形式】

  • 1位 仕事の質、量:59.4%
  • 2位 仕事の失敗、責任:34.0%
  • 3位 対人関係:31.3%
  • 4位 役割・地位の変化(昇進・昇格):22.9%
  • 5位 会社の将来性:22.2%
  • 6位 雇用の安定性:13.9%

仕事の質、量が一番のストレスに!

少ない人数で、多くの仕事をこなしていることが原因。

対人関係が3位というのは、意外です。

 

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会社がしんどい理由4選

会社が『しんどい』原因について、解説していきます。

あわせて、対処法も紹介!

過緊張

オン・オフの切り替えがうまくいかず、常に緊張状態ということがあります。

例えば、緊張状態があらわれやすいのが、就寝時です。

『仕事のことが気になって眠れない…』

『あの人に言われた、あの言葉が気になって眠れない…』

といったことが、発生します。このような状態のことを、過緊張状態といいます。

過緊張状態を放置していると、抑うつの症状がでます。

【抑うつとは?】

  • 『うつ』の一歩手前の症状
  • 気分がふさぎ込み、活動を嫌っている状態
    思考、行動、感情、幸福感に悪影響がでる

真面目な人、完璧主義な人、神経質な人は、要注意。

対策としては、オン・オフの切り替えを徹底すると良いでしょう。

時間を明確に区切ることが大切。

  • 自宅に帰ったら、仕事のことを考えない!
  • 仕事のメールや、電話は受け取らない!
  • 休むことに、集中する!

このような、工夫が必要です。

変化ストレス

環境の変化は、大きなストレスとなります。マイナスの変化がストレスだということは、皆さんもご存じでしょう。

例えば、会社の業績悪化や、頼れる同僚の退職など。マイナスの変化は、分かりやすいので、自覚しやすいです。

一番、気をつけなければいけないのが、プラスの変化。良い変化も、ストレスになることを、頭に入れておいてください。

昇進や、栄転、大きな仕事を任せてもらえたなど。

嬉しく、誇らしく思えるようなことも、大きな負担となります。

気づかないうちに、心がすり減っているので、注意が必要。さらなる負荷をかけないことが、重要です。

課長に昇進したからといって、『もっと頑張ろう!』というのは、愚の骨頂!確かに、評価されたことを意気に感じて、モチベーションが上がるのはわかります。

ですが、それでは、変化に変化を重ねていることになります。いつの間にか、ストレスが溜まり、心身ともに疲労が増していくでしょう。

重要なのは、プラスの変化がおこった時でも、焦らないこと。

意識的に、ペースをおとし、気持ちと体を整えていきましょう。

成果ストレス

『年功序列』という時代は、終わりをむかえています。今の時代は、成果主義。年齢、キャリアに関係なく、成果をあげることが求められています。

若手にも、チャンスがうまれます。中堅社員、ベテラン社員は、下からの突き上げに合います。

そこで、発生するのが、社員同士のライバル心。

『負けたくない!』

『もっと成果をあげなければ!』となるのです。

おのずと、社員同士の比較がうまれ、焦りに繋がっていくのです。

『焦り』と『比較』。

この2つが、大きなストレスとなります。

会社員というのは、持久力が大切。

定年までは、長い道のりなので、ゆっくりと走るくらいが丁度いいのです。焦って、比較し合っても、消耗するだけ。

自分のできることを、自分のペースで行うことで負担が軽減します。

人間関係

会社員の悩みといえば、人間関係です。パワハラというのが、どこの会社にもよくあるようです。

興味深いのが、パワハラにも6種類あるということ。

【6大パワハラ】

  • 暴言
  • 暴力
  • 孤立
  • 過大要求
  • 過少要求
  • プライバシーの侵害

6種類もの、パワハラが存在し、人間関係のトラブルに直結しています。ですが、パワハラをやっている側は、自覚していないケースが多い。
『もっと、こうしろ!』
『もっと、こうするべき!』というのは、愛のムチではありません。

ただの、パワハラです。

自覚がない…。ということは、自分も無意識にパワハラしている可能性があります。
自分もパワハラしているかもしれない!というスタンスで、これからの記事を読み進めてください。

聞かれてもいないことに対して、口だししてはいけません。
良かれと思って、アドバイスするのは、NG。

『もっとこうした方が、うまくいくのに…』と思っても、何も言わないでください。

アドバイス=攻撃です。
求められていないアドバイスは相手にとっては、不愉快なだけ。求められた時にだけ、言葉をかけてあげましょう。

10聞かれたら、1言う。これくらいの、バランスを心がけましょう。

大切なのは、相手の話を聞くこと。傾聴力が必要なのです。相手の話を『聞く』、『共感する』、『承認する』この3つが重要。

いつの間にか…、可愛い後輩に嫌われていた…。ということの、無いようにしたいものですね!

まとめ

焦らない、比較しない、抱え込まない

これまで、ストレスになる原因と対策について紹介してきました。どのような時に、どのようなタイミングで負荷がかかるのか、理解できたと思います。

理解することで、ストレスに備えることができます。

会社とは、『しんどい』もの。

その都度、的確に対処していき、負担を軽減させていってください。

焦る必要はありません。

他者と、比較する必要もありません。

抱え込むのも、辞めてください。

すでに、十分に頑張っているあなたは、もう、頑張る必要がないのです。

ゆっくりとしたペースで、進んでいきましょう!

『しんどい』という苦しみから、自分と相手を守るために…!

Biz人 編集部

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