築古物件の不動産投資を考えている不動産投資初心者の鈴木さん(仮名)は、不動産仲介業者と、ある日、物件価格1000万円・築50年の23区内・駅から徒歩10分圏内の築古物件を見に行きました。
鈴木さん(仮名)が一通り家を見て回ると、二階の洋室の壁紙が一部剥がれていて、不動産業者の説明では、「調べないと分からないが、湿気で剥がれているだけなのではないか」とのことでした。鈴木さん(仮名)も、壁紙なら自分で張り替えればいいぐらいに考えていたので、あまり気に留めていませんでした。
しかし、購入後にリフォーム業者に調べて貰ったら、実際は湿気ではなく雨漏りで剥がれていて壁紙の交換だけだと思っていたら5,60万円ほど工事費用が掛かったというケースがありました。
実は不動産業者もよく分かってない
誤解のないようにお話しますが、不動産業者は嘘をついていたわけではなく本当に知らなかったのです。
不動産仲介業者の営業マンは、土地の相場や地域の環境には詳しいですが、家の構造や建築などの専門的なことは分からない場合が大半です。
ですので、今回の場合、購入者である鈴木さん(仮名)は営業マンが言ったことを鵜呑みにせず、原因についてはホームインスペクションなどを使って、事前に調べるべきでした。
水回りは特に費用がかさむ
トイレやお風呂の工事費用は修理ということになると、かなり費用が高額になります。築15年以上になると、キッチンやトイレ・お風呂などの配管は修理工事が必要になることが多いので、注意しましょう。
例えば、古い建物は一部トイレが汲み取りになっているところもありますが、それを単純に水洗トイレに変えるだけの工事でも、だいたい100万円近くします。また、キッチンも、システムキッチンにしたいとなれば100万円から200万円は掛かります。
事前に水回りの工事が必要かどうかは、注意深く考えた方がいいです。
お風呂もユニットバスにすると100万円近く掛かるので、ベテラン不動産投資家やプロは結構、気にする部分でもあります。