ワンルームマンション投資は、中古でも新築でも利益を出すのが、かなり難しいといえます。
なぜなら、空き室になってしまった場合には、その間の収入は全くのゼロになってしまい、空き室が埋まらない状態が続けば、マンションの管理費や修繕積立金を家賃収入から払うことができなくなってしまうからです。
一棟アパートであれば、多少の空室があっても、ほとんどの場合、家賃収入がある程度は入ってきますし、修繕積立金も管理費用も自分で管理すれば、引かれることはないので、資金計画が比較的立てやすく、毎月のローン返済ができなくなるというリスクはあまりありませんが、ワンルームマンションの場合は、毎月必ず出ていくお金があるので、空室が続くと金銭的に苦しくなる場面が多くなります。
また、現状では残念ながら、管理会社による共有財産の着服や横領は、毎年のように起きており、被害額も数千万円から数億円規模で行われています。
さらに、マンション管理会社と提携している施工会社とが、技術指導料などの名目でキックバックを得ていたり、マンション管理組合の理事、つまり同じマンションの所有者でも、内部統制の不備をついて着服や横領をしているケースも全国的に見受けられます。
実際、国土交通省のHPではそういった不正が発覚して、監督処分をした業者があった場合、その日から2年間にわたり、不正を行ったそのマンション管理会社の名前と被害額を載せていますが、誰もが知る大手企業傘下の管理会社が多数載せられています。
ワンルームマンション投資用に作られたマンションは、ほとんどの場合、区分所有者の集まりである管理組合が機能していることはないので、管理会社に全てゆだねられている状態になります。
横領・不正を働こうと思えば、いくらでもできる状態となっているのが事実です。そういった観点からも、ワンルームマンション投資は、なかなか儲かりづらいといえます。