中古の戸建て投資とは、一戸建てを買って、リノベーションやリフォーム工事をして借りたい人に貸し出す投資になります。
例えば、木造築25年の戸建て不動産を700万円で購入し、200万円ほどでリノベーション工事を施し、月に10万円程度で貸し出した場合、色々な経費は掛かるものの、それらを家賃収入から引いた実質的な利回りは、月の経費を2万円(火災保険、固定資産税、メンテナンス費用の積立など)を差し引いて、月あたりの利益8万円と考えると、年間で96万円の利益になります。
およそ10年もせずに、900万円を回収できる計算です。また、中古の戸建ては、マンションやアパートに比べて広いため、もし引っ越しをする場合は、自分の戸建てを買う場合や実家の家を相続する場合ぐらいで、その他のケースでは、戸建て用に買った大きい家具の買い替えが必要となります。
そのため、マンションやアパートに比べて、空き室リスクが発生しづらく、安定した収益を見込むことができるのもメリットです。1000万円あれば、地方の中古戸建てで、この程度の利回りを出す物件に巡り合う可能は、それほど低くないので、会社員の方でも挑戦しやすいと思います。そのほかにも、中古の戸建ては、マンションやアパートのように共用部などがないため、管理もしやすく、借りている住人の方も、自分で管理してくれることが多いです。
また、リノベーション工事もリフォーム工事も自由にできる上に、固定資産税も建物がまだ使える使えないに関係なく、中古の戸建てはマンションなどに比べて、かなり安いのも利点となります。逆に、中古の戸建て不動産のデメリットですが、近隣トラブルや銀行融資を受けるのが難しいというものがあります。銀行融資の場合は、中古の戸建て不動産の資産価値は、ほとんど土地だけの評価になりますので、不動産評価として低く、貸しづらいという状況ですが、金融公庫などの場合は、融資が通りやすいこともあり、もし、自己資金だけでなく、不動産投資ローンも組みたいという場合は、金融公庫での融資を検討するといいでしょう。自己資金でやるメリットとしては、税金面でいえば、減価償却費とローン返済に充てる費用の逆転現象であるデッドクロスが起こらない、融資の際に返済比率の計算や金利の計算、キャッシュフローも入ってくるものと経費の計算をすればいいだけなので、手間が掛からず、不動産投資初心者でもやりやすいことが挙げられます。
具体的にどのような中古戸建てを買えばいいかについですが、詳しく話すとキリがないので、必ず注意しておかないといけないのは、その物件が大規模修繕時期の到来の前かどうかです。
だいたい築15年ほどで屋根の防水や外壁塗装、給湯器などの水回り関係の劣化が著しくなり、大規模修繕を行う必要がでてきますので、一通り大規模修繕が終わった後なら、問題はありませんが、築15年前後の建物は、大規模修繕が終わっているかどうか注意しましょう。